サイト売買仲介業者について知っておきたい基礎知識

サイトを買いたい、売りたいと思ったときに、実際にどのように売買をすればいいかわからない人も多いと思います。わからないままサイト売買を行ってしまい、失敗してしまう人も多いようです。

そこでサイト売買をスムーズに進めるために交渉を仲介をしてもらう「仲介業者」の存在があります。サイト売買の仲介業者はどのような役割なのかご存知でしょうか?

ここでは、サイト売買を行う際に仲介業者に依頼するとどのようなことをやってもらえるのか、また仲介業者に依頼しないとどこまで自分でやる必要があるのか、解説していきます。

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1.サイト売買の課題と仲介業者

サイト売買で仲介業者を介さないで取引を行う場合、サイトを購入するキッカケとなっているのは取引先の広告代理店や金融機関から「サイトを買いませんか?」と話を持ちかけられるケースや、知り合いの企業から「ある企業がサイトを売りたいと言っている」という話を聞いて売却の情報を知るケースなどがあります。

逆のケースもあって、購入希望の企業が広告代理店や金融機関に依頼して、目当てのサイトを持っている企業にアプローチする事もあるようです。

仲介業者を挟まないこのような手法には、以下の2つの課題があります。

1-1.両者にとって最適な売買がされているか

知り合いや取引先の紹介によって売却情報を知った場合、その他に適したサイトがある事を知らずに購入に踏み切ってしまうことがあります。

友人や取引先からの話だから「良いサイト」だと信じ込んでしまい、他に条件が良いサイトが売りに出されていることに気づかないこともあります。

また売る側も、しっかりと査定したらもっと良い条件で売却できる可能性があったとしても知人の紹介だと安く売ってしまうこともあります。

1-2.売買価格は妥当な金額か

サイト売買の場合、サイトの価格を明確に判断する基準が存在しません。そのため、言い値で通常よりも高い金額を提示されたり、安く買い叩かれることもあります。

2.サイト売買の仲介業者の役割

サイト売買仲介業者の役割は、簡単に言えばサイトを売りたいという人と買いたいという人をマッチングすることです。

ただマッチングすることだけの仲介業者もいれば、売買の商談や取引をサポートして契約締結まで見届ける業者もあります。

サイト売買仲介業者は、しばしば結婚相談所、婚活業者に例えられることがあります。婚活の業者もただマッチングだけをサポートするサービスもあれば、合コンを主催したり個人に対してコンサルティングをしている業者もあります。

自分がどれだけサポートをしてもらいたいか?によって選ぶ業者も違ってくると思いますが、サイト売買も同じです。

ただ買い手を探したいだけならマッチングのみのサポートしている業者に依頼すれば良いですし、安心して契約締結まで行いたいのであれば、サポートが充実している業者に依頼すれば良いというイメージです。

2-1.仲介業者を介してトラブルを軽減させる

サイト売買にはたくさんの課題があり、またそれらの課題がトラブルの原因にもなりますが、それらの問題を軽減させるのがサイト売買仲介業者の存在です。

数万円程度の小さなサイトの取引では仲介業者がいなくても良いかもしれませんが、時にサイト売買は数千万円クラスの取引が行われることもあります。

そのような大きな取引の場合は、何かトラブルが発生したときに相談できる相手がいないと不安になりますし、どう対処していいかもわからなくなってしまいます。

このようなことがあるのがサイト売買ですが、仲介業者がいれば安心して売買を進めることができます。

3.サイト売買が人が仲介することの意味

サイト売買仲介業者の中でも契約締結までサポートする業者について考えていきたいと思います。

先ほど簡単に触れましたが、サイト売買の仲介サービスの中には売り手と買い手をマッチングさせるだけのサービスもあり、それはサイト上だけの取引になったり連絡はメールのみという業者もあります。つまりネットのみで完結させるサービスです。

もちろん、ネットで完結させるサービスが悪いというわけではなく、ネットでスピーディーに売買ができることにメリットを感じている方もいて、ニーズは存在しています。

ただ、ネットで完結させようとすると直接人を介さないので、そのぶんトラブルが多いのも事実のようです。

3-1.人がサイト売買を介するメリット

人がサイト売買を介するメリットはいくつかありますが、代表的なものを紹介していきます。

・トラブルを減らすことができる

該当者同士での取引では、互いに意見を主張し合い交渉が進まなくなったり、感情的になってトラブルになってしまうこともあります。また、サイトの金額が高くなればなるほど交渉の時間もかかってしまいます。

しかし、第三者である仲介業者が入れば互いの意見を聞きながら交渉を進めることができます。直接相手に言いにくいことも仲介業者を介せば伝えやすくなり、我慢せずに交渉を進めることができます。

・価値のあるサイトのみを扱うことができる

ネットの世界には無数のサイトが存在しており売買の対象となるサイトも数え切れないほどあります。その中から単にサイトを集めるだけでは意味がなく、質の良いサイトが集まらなければ買い手にとってはメリットになりません。

そこで、仲介業者が介せば質の悪いサイトは市場に出る前に止めることができます。しっかりとサイトを判定して価値のあるサイトだけを市場に出すことができれば、買い手にとってメリットになります。

・デューデリジェンスをサポートしてもらえる

デューデリジェンスはサイトを財務、法務、将来性、リスクなど様々な角度から査定をすることを言いますが、これは不動産売買や企業のM&Aでは当たり前に行われています。しかしサイト売買においてはそのデューデリジェンスはしっかりと行われているとは言えません。

デューデリジェンスが行われていれば、そのサイトに投資する価値はあるのかを細かく判断することができます。売り手にとっても思っていた以上にサイトに価値があることがわかれば、高い値段で売ることができるので、メリットにもなります。

まとめ

サイト売買は注目される市場ではありますが、まだまだ課題があり改善すべきところはたくさんあります。仲介業者は大きな役割を担う存在になるでしょう。

サイト売買を依頼する側にとっても、仲介業者がどんなことをやっているのか知っていれば、自分が求めているサポートをしてくれる業者はどこにあるのか把握できるのではないでしょうか。

いずれにせよ大事なことは、サイト売買を行う際にはできるだけ自分でも情報を集めたり知識をつけるなど、できる限りの準備をすることです。仲介業者に依頼したからといって任せきりにしてしまうと、満足のいく売買ができなくなってしまいます。

その上で、自分にできないことはプロに任せて万全な取引ができるようにしていきましょう。