プロダクトローンチが実際に使われている事例

プロダクトローンチは、初心者からビジネス上級者まで、またどの業種でも取り組める完成度の高いビジネスモデルです。

どうやって見込み客を集め、教育し、ファン化していくのか? など、人間心理をベースとしたマーケティング戦略や売れる商品作りなどをそのプロセスに組み込んでおり、一気に爆発的に売り上げを上げることができる手法として注目を浴びています。

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1. どういった業種にプロダクロトローンチは使われているのか?

プロダクトローンチはいろいろな業種に適応可能です。

手順としては、すぐに売り込まずに、あなたの商品に関心のある人たちを集め、時間をかけて信頼関係を構築し、なぜこの商品が必要なのか?というところを教育していって、最後にセールスをします。

情報商材のプロダクトローンチでは、アフィリエイターの広告段階で、ガンガンに煽っているイメージがありますが、「売り込まずに売る」のがプロダクトローンチです。

そのため、リストを取ってからしばらくは時間をかけて信頼関係を築き、情報提供というかたちで教育して、「あなたのためにこの商品がありますよ」と最後にセールスします。見込み客はそこで考えて購入するかしないかを決めます。

一般的に広まっているプロダクトローンチは、情報商材や講座、個人コンサルなどの高額サービスを売るものを指してるようです。

与沢翼さんが日本にプロダクトローンチを広めた人として有名です。

そのほかには、iPhone,映画の新作宣伝、PS4などでもプロダクトローンチの手法が使われています。

2. 成功したプロダクトローンチの事例は?

では、ここで具体例を見ながら、どのようにプロダクトローンチが使われていったのかを見ていきましょう。

2-1. プロダクトローンチの祖、ジェフ・ウォーカーのプロダクトローンチ

まずは、プロダクトローンチの創始者であるジェフ・ウォーカー。

この人の例を見て見ましょう。

彼が2005年にプロダクトローンチ・フォーミュラ(PLF)を公表してから、10年が経過し、現在は PLF4.0 が出ています。

ジェフ・ウォーカーは、7年間無収入の専業主夫をしていました。

ある日、妻が、家族を養わなければならないプレッシャーに耐えられなくなったので、彼が起業を始めたのでした。

彼には株式市場の知識があったので、まずはそれを無料のメールマガジンで配信し、その後、有料オファーをしました。

当時、初めて発行したメルマガの登録数は19人。そして、そこから165000円を得ました。その後、350万円以上を稼ぎ、次は7日間で1000万以上の売上をあげました。

この方法をセミナーで知り合った人に伝えたところ、4500万円近い売上をあげ、次のローンチでは24時間で1億1000万円以上を売り上げました。

そこで、『プロダクトローンチ・フォーミュラ』として体系化して売り出して、ローンチ1週目にして6000万円を超える売上と、数千を超えるリストを手に入れました。

19人からスタートした彼のローンチですが、瞬く間に、数千人のリストと総額1億を超える売上を上げることができました。

最初は無料オファーで良質の情報を提供し、その後、有料コンテンツを紹介するというかたちが、回を重ねるごとにだんだんと規模が大きくなっていったわけです。

2-2. iPhoneの例に見るプロダクトローンチ

皆さんもご存知のiPhoneも、実はプロダクトローンチの手法が用いられています。iPhoneやiwatchなど、Apple社の商品は発売前から話題となり、発売当日は前日から行列ができるほどの人気です。

なぜ、Apple製品はこのように人気があるのでしょうか?

それはスティーブ・ジョブズのカリスマ性もさることながら、ちゃんとマーケティングを考えて、いかに消費者の期待を盛り上げて、それが一気に高まったところで売り出すか、というところがしっかりと考えられているからです。

長蛇の行列が並ぶ理由の一つに「焦らし」があります。

Apple社は新商品を出す前にいろんな噂を流します。

もうすぐ新しいiPhoneが出るらしい、こんな機能がついているらしい?など。

けれども、新商品の発表の日までは、あくまで噂であり、真相は隠されたままです。

毎回、新作発表の際、私たちを驚かせてくれるApple製品ですから、期待値がどんどんと増して、早く発表されないかな?とファンはワクワクドキドキして待ちます。

Apple社の場合はすでにブランド化していて、Appleファンとの信頼関係はできていますから、噂だけでも気になります。

新作発表に向けて気持ちが高まっていくように設計され、プレスリリースの時は、今はなきスティーブ・ジョブズの素晴らしいパフォーマンスにより、客の満足度が一気に高まりました。

噂から始まり、発売に至るまでをイベント化、お祭り化し、まだかまだかと期待感を高め、早く欲しいという思いを募らせ、発売に至ります。

発売日前に、「早く欲しくてたまらない」「誰よりも先に手に入れたい」という状況を消費者に生み出し、その気持ちが最高の状態の時に売り出すように、しっかりと考えられていたからこそ、行列ができるほどになったわけです。

2-3. 映画の新作の宣伝に見るプロダクトローンチ

映画も公開前にいろんな情報を流します。

テレビでの予告編や、監督、俳優へのインタビュー。

ハリウッド映画であれば、主演俳優の来日。

話題作としてテレビ番組で取り上げられたり、インターネットで話題を振りまいたりします。映画の公開が近づいてくると、抽選で試写会を行って、見に行った人の感想をインタビューして流します。

映画館でも予告編として、次回放映の映画の予告を流します。映画をよく観にいく人はなんどもその予告を見ますから、「次はこれを見よう」と自然と選択しています。

あちこちでその映画について見たり聞いたりするようになり、「この映画は面白そうだ」「これは見に行きたい」「見ておかないと話題についていけない」と視聴者は思うようになります。人気俳優が出ている映画であれば、「あれ、見に行く?」と友達同士で話題になるかもしれません。

公開日や試写会には、公開記念舞台挨拶としてゲストに出演俳優が登場することもあり、話題作としての評判を高め、たくさんの人が見にくるようにもっていきます。

公開前にどのぐらい話題を振りまけるか、期待値を増すことができるかが映画の動員数に関係してきます。

ジブリ映画はわかりやすい例ですね。

「もうすぐジブリから新作が出ます。今回は〇〇監督のこんな映画です。この映画には、こんな背景があり、、、」と公開前から話題になります。

テレビでは「今回のジブリ映画は、、、」と報じ、今までに公開されたジブリ映画を放映し、「新しい映画がまもなく公開されます」と知らせます。

これも公開前に、ファンの期待感を高め、映画館への動員数を増すことを目的に行われます。

2-4. プレイステーション4におけるプロダクトローンチについて

「プレイステーション4」は発売に至るまで、iPhoneと同じように情報を小出ししていきました。そして、プロモーションビデオもたくさん作られました。

まず事前に噂が浮上します。そして、何月頃に発売される予定だ、価格はいくら、こんなモデルらしい、というのが伝えられますが、正式な価格はまだわからないと言われます。その後、何月何日に発売が決まった、こんなモデルであり、以前とはここが違うと情報を流します。そして、PS4 Proに対応するタイトルリストを一挙公開し、どんどんと関心を高めました。

やはり、少しずつ話題を振りまき、ファンをやきもきさせます。そしてワクワクドキドキを高まらせて発売に至ります。

2-5. 情報系ビジネスやコンサル系のプロダクトローンチ

これはインターネットでよく見かける「無料で差し上げますから、メールアドレス登録してください」系のプロダクトローンチです。

商品に興味を持った人が、メールアドレスを登録することで、何かしら無料の情報を届けます。その情報を与えながら信頼構築していき、「あなたにはこの商品が必要だ」という教育をしていき、最後に高額の講座などに誘導します。

この方法は現在、たくさん出回っていますので、もしプロダクトローンチがどんなものであるか知りたい人は、どれかを選んでメールアドレスを登録してみるといいでしょう。

メールアドレスを登録すると、メールが送られてきて、無料オファーのプレゼント、その他の情報が送られるようになります。

通常、メールアドレスの登録解除URLはメルマガに載っています。

いらないと思ったら登録解除すれば、もう届くことはありませんのでご安心を。

よほど怪しい儲かる系にでも登録しない限り、問題は起こりません。ただきちんとメールや動画を見ていると購入したくなってしまうかもしれません。そこは自己責任でどうぞ。

3. まとめ

こうして見てみると、iPhoneも、プレイステーションもジブリ映画も、すでにファンがいるので、ワクワク感を高めやすいのが見てとれます。しかしながら、これらも最初からファンがたくさんいたわけではありません。長年の時をかけて、いろんな商品や作品を発表してきた結果、ブランド化し、たくさんのファンができました。

もし今、リストが少なくても、プロダクトローンチの手法を用い、興味を持った人たちをファン化していきながら、少しずつ拡大していけば、ジェフ・ウォーカーのように数年で大きく成長することも可能です。

様々な業種で使えるプロダクトローンチですから、あなたの仕事にどのように役立てるのか、ぜひ考えてみて下さい。