オンラインxオフライン成功事例、県から表彰され過疎村と都市の交流が深まった地域貢献事業「土内廃校プロジェクト」。

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Twitter創世記に積極的にITを使い仲間を集めて、
一つの地域貢献事業を立ち上げた例をお伝えします。

この「土内廃校プロジェクト」ではITを入り口として、
口コミを利用し地域貢献を行いました。

地域貢献にあまり興味がなくとも、
「オンラインとオフラインの掛け合わせが重要」
「ITはツールでしかなく最後は人の力が必要」
ということが解ります。

目次

  1.  Twitterを利用して仲間を集めてみる
  2. それぞれの武器を並べてみる
  3. 何しろテストしてみる
  4. 口コミで集客してみる
  5. 情熱があることは成功する
zikeidancta

1 Twitterを利用して仲間を集めてみる

TwitterがIT業界で話題になり始めた頃の出来事です。

Twitterを使用して売上を伸ばす方法はないものかと日々模索していました。

この土内廃校プロジェクトのおかげで
他社でもTwitterを利用したマーケティングが成功して
20ー30万円ほどの商品が
飛ぶように売れた実績を作ることができました。

それは別の機会にお伝えします。

普及学という学問があります。

マジョリティーとかアダプターとか聞いたことがあると思います。

こんな図です。

「難しそう」
という方は安心してください。

地方はこんなに複雑な感じではなく二極化です。

何も言われなくともやる人、
周りがやっているからやる人、
くらいです。

ちょっと乱暴ですが、
このくらいの勢いで考えて事業を組み立てても良いと思います、
考えすぎたり分析しすぎたりして行動できないのが一番問題です。

行動している人を集めて目立てば、
自然になんとなく人が集まってくる、
そんな感じなのが田舎です。

難しいことはいくらでも言えますが、
このぐらいで良いです。

当時、Twitterを積極利用しているのはITオタクくらいでした。

何気なしにTwitter内で
「山形」
というキーワードで検索したら、
驚くことに僕と吉野氏しかいませんでした。

偶然、
同じ山形県新庄市出身で東京在住、
驚きました。

吉野氏のウィキペディアはこちら

Twitter内でご挨拶させていただき、
すぐに会いに行きました。

ここが当社の違いだと思います。

ほとんどのIT業者は
ウェブで集客、
PPC広告で集客、
ECサイト運営しましょう、
というIT完結型ですが当社はITは道具としか思っていませんので、
必ず人対人に落とし込みます。

逆に会ってくれない人とはビジネスを行いません。

吉野氏と僕は早速握手して
「生まれ故郷のためにITで少しだけ何かやろう」
と意気投合してできることを書き出しました。

2 それぞれの武器を並べてみる

人脈、予算、アイディア、使える時間、
すべてを書き出してみました。

大体の人はここで
「やりたいこと」
「夢」
を書いてしまうのですが、
こうなると大変です。

何もできないままに時間は過ぎ去ります。

最初は「やれること」だけで組み立ててみてください。

それが現実です。

それで組み立てるのです。

「やりたいこと」と「できること」は
全く違うのです。

あなたがレベルアップすれば、
「やりたいこと」が実現できますので
ひとまずは「やれること」から行きましょう。

二人とも東京にいるわけですから、
実際に行動を開始するには山形県内に人がいないとダメだ、
という結論になりました。

この時点でのできることは、
IT技術とアイディアを東京から投下、
山形県では実際にプラン実行をする。

こんな感じです。

予算はほぼゼロですから人を雇うわけにはいきませんでした。

人は「お金」か「夢」でしか行動しません。

最初は僕らと一緒に「夢」を見る、
その代わりに成功したら「お金」になる。

このルールで人を探しました。

中学の同期である斎藤氏(米農家)が協力してくれました。

これで3人体制、東京と山形に人材が配置された訳です。

やれることも増えました。

整理します。

東京チーム
・IT技術
・東京の人脈
・アイディア

山形チーム
・時間
・行動力
・山形の人脈

全体
・10万円程度の予算

たったこれだけで収益か名誉を目指しました。

3 何しろテストしてみる

まずは予算がないので予算を増やすことにしました。

東京で物販できるイベントに片っ端から参加して山形の商品を売りました。

野菜はもちろん、玉こんにゃく、芋煮、お米、酒、
人脈をフル活用して販売できるものを集めて売りました。

10万で仕入れたものが10万の利益を出します。

これも中々凄いことですが、
ここまでは誰でもやれると思います。

ここからアップセルを考える必要があるのです。

多くの人はフロントエンドの販売で終わってしまい、
その後の大きな収益を得ることができません。

マーケティングに関してはこちらの記事を
読んで参考にしてください。

物販を続けながらお客様とお話しして
アンケート調査させてもらったのですが、
そこで解ったことは「農家体験してみたい」でした。

農家出身の僕らにしてみれば、
朝早くて辛いし体力仕事で大変だし何が面白いのか解りませんでしたが、
これがアンケート結果ですので実行してみることにしたのです。

「農家体験」というルールでイベントアイディアを作りました。

これらを実行し、集客と収益を探ります。

アンケートから導き出されたアイディア
・田植え体験
・稲刈り体験
・果樹もぎ取り体験
・田舎に泊まる体験

上記を何回か実行した結果、問題点が見えてきました。

・田植え体験と稲刈り体験の問題

一年に一回しかできないので収益化が難しい、
バックエンドとして米の販売をしても利益がない

・果樹もぎ取り体験の問題

一年に一回しかできない、
本業の邪魔をしてしまう、
準備されすぎていて達成感なし。

・田舎に泊まる体験の問題

実際には泊まりに来ない、
大きな見せ場がなく盛り上がりに欠ける

問題だらけです。

しかし、
参加してくれた人が満足してくれる共通点が見えました。

この共通点が見えると集客も事業組み立ても簡単になります。

お客様の共通点が見えない時は集客できていない時です。

逆を言えばあなたの商品やサービスを購入してくれている
お客様の共通点を見つけられれば集客はもっとうまくいきます。

参加してくれた人が満足してくれる共通点は下記です。

お客様の共通点
・辛い仕事を短時間したい
・その後に美味しいものを食べたい
・地元の人と話したい
・昔話が聞きたい

このまま参加者の希望だけを叶えると、
これはこれで問題が起きます。

主役は地元に住む方、高齢者の農家さんたちです。

地元の方の希望も叶えるアイディアでなくてはなりません。

地元の人の希望は下記です。

地元の方がしたいこと
・都会の人と少しだけ話してみたい
・若い人とお話ししたい
・地元料理を振舞いたい
・集まってお酒飲みたい

これらも叶えるアイディアがあれば、
双方ともに希望がかないます。

双方の希望が叶うということは収益になるし、
楽しく継続できるので収益にもなるし、
継続参加がおければ口コミが広がり集客も簡単になるし、
最後にはもしかしたら有名になるかもしれません。

で、次のアイディアが成功したのです。

事業のコツはシンプルで
「アンケート調査する」
「テストする」
「成功するまでやめない」
「成功したらダメになるまでやる」
これしかないです。

アンケートを元に作ったアイディア
・激安で借りられる場所
・昔に戻って雑巾掛けしたり掃除や農作業
・農家自慢の米でおにぎりを皆んなで味わう
・農家秘伝のご飯のお供を持ち寄り味わう
・地元の面白い昔話を聞きながらお酒を飲んで仲良くなる。

激安で借りられる場所を探す必要がありましたが、
これは意外に簡単でした。

「こんなイベントやりたいから場所ないか?」
と人脈に投下したのです。

めぐりめぐって市の管理物件の廃校があるのがわかりました。

あとは市と交渉すればOKですね。

と、いうことで土内の廃校を借りて実験が開始されました。

それがこちら、

http://tsuchiuchi.com

http://www.i-yamagata.jp/organization/13583/

(現在はプロジェクト終了しております)

イベントは大成功。

農家さんは熊を取ってきてくれたり、
隠れ家を提供してくれたり、
都会の人や山形出身の人がどんどん参加してくれました。

4 口コミで集客してみる

集客は完全に口コミのみです。

「山の中の廃校でヤバイイベントがある、美味いものもあるらしい」
こんなラフな感じで行きました。

最初はデザイナーや活動家が参加してくれたのですが、
参加者は自分のコミュニティに話題投下してくれましたので、
どんどん参加者が増えました。

最終的には吉本興業からお笑い芸人、
NHKの密着取材、
市役所の方、
議員の方、
漫画家、
有名デザイナー、
など沢山の方が全国から参加していただきました。

廃校を使ったイベントは当時も珍しいものではなかったのですが、
過疎村に集合して地元の方と都市の方が交流をする、
というのはなかった記憶しております。

このイベントの成功で県から表彰されたり、
県のイベントリーダーをやらせていただいたりしましたので、
思っていたよりも成功したと思います。

もちろん収益もそれなりに上がりました。

最大のメリットとしては地方創生で僕らの名前が広がったことです。

クールジャパンに絡んでお仕事させていただいたりできました。

5 情熱があることは成功する

悪ふざけから始まった地方活性化でしたが、かなり面白かったです。

屋台でのファストフード営業や活動家との知り合い方、
祭りの作り方、
地方の方と仲良くなる方法、
口コミ集客法など沢山学べました。

本業が忙しい中でなぜ、
片手間でこんなに出来たのかといえば、
情熱があったからでしょう。

生まれ故郷に少しだけ恩返ししたい、
山形の美味しいものを食べてもらいたい、
そんな情熱が当時も今でもあります。

沢山の会社様や起業家様をコンサルティングしてきましたが、
成功している方はどんな辛いこともはねのける情熱がある方のみです。

お金が儲かればいい、そんな人は一瞬は稼げますがすぐにダメになります。

お客様には伝わるのですね。

「暴利の商品やサービスで儲けたい」人よりも、
「自分が救われた商品やサービスを求めている人に届けたい」
という人の方が成功します。

自分が困っていた時の気持ちや状況が理解できるから、
お客様にちゃんと伝えられるのですね。

商品やサービスを買うときは、
その人がどんな気持ちで販売しているかを
考えてみると本質が見えるかもしれません。

このプロジェクトで再確認できたのは、
やはり人対人を大事にしないと成功しないということです。

ITはツール、メールで挨拶されても謝罪されても響きません。

怖がらずに会いに行くのが一番です。

楽しいプロジェクトでした。

 

ありがとうございました。

 


詳しい実例で優しく解説しています、

マーケティングの参考になるかもしれません。

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