NAVERまとめに誹謗中傷が書かれた時の対処法

NAVERは、2015年のパソコンからの月間平均利用者数1,565万人とウィキペディアについで第10位となっています。スマートフォンからの利用者数では、月間平均利用者数2,276万人で、対前年の増加率は27%とトップ10の中で、一番の伸び率となっています。

http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/12/Newsrelease201510201215.html
2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキング(ニールセン株式会社調べ)

でも、NAVERがどんな会社なのか、名前は聞いたことがあっても良くは知らないという人が多いのではないかと思います。

まずは、NAVERがどんな会社なのか知って頂いて、その後、削除依頼の方法について説明をさせて頂きます。すぐに削除依頼の方法が知りたいという方は、会社説明は飛ばして削除依頼の説明に移動してください。

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1.NAVERってどんな会社?

NAVERまとめは、LINE株式会社が運営するこのようなサイトをキュレーションサービスと言います。

「あらゆる情報を、自由に組み合わせ、1つのページにまとめて保存・介できるサービス。人力まとめで検索を次のステージに。」というコンセプトで生まれたサービスです。

「キュレーション」(curation)とは、『Web上のコンテンツを特定のテーマに沿って人手で集め、それによって新たな価値を生み出す』といった意味合いで使われる言葉です。

キュレーションサービスにおいて情報の収集や編集を行う人を「キュレーター」と呼びます。ちなみに、「キュレーター」は、元々「学芸員」を指す英語です。

NAVERでは、特定のテーマを決めて、インターネット上の情報を収集し、集めた情報を分類、つなぎ合わせて、ひとつのページにまとめて掲載しています。特定のテーマとなるジャンルは多種多様となっています。

主なものだけでも、テーマ毎に絞ったリンク集、画像集、雑学集、名言集、ゴシップやニュースに他の掲示板のまとめなど多岐にわたります。

作成されたページは普通にインターネット上で公開されますが、それ以外にも、同サービスが提供する「まとめ検索」によっても検索、参照することが出来るようになっています。

NAVERまとめなどのキュレーションサービスの特徴は、インターネット上に展開される様々な情報に対して編集者個人の視点、経験、価値観というフィルターを通して、集約された情報がインターネットへ公開される点にあります。

これにより、同じ視点で検索しているユーザーや、同じ価値観を持っているユーザーにとって、より有益な情報となる場合があると考えられます。NAVERでは、まとめページへのアクセス数(ページビュー)に対してページ編集者へインセンティブ(報酬)の支払いを行なっています。

楽天銀行株式会社が提供するメール送金サービス「メルマネマスペイメント」を利用してアクセス数に応じた金額が一定のレートに基づいて換金されページ編集者に支払われる仕組みになっています。このように外部の手を上手く使って、記事を作っているのが特徴です。

2.NAVERへの削除依頼の方法は?

NAVERまとめには、嫌がらせなどを通報することができるフォームが用意されていますので、こちらを使って依頼をします。まず、問題があると考える「NAVERまとめ」の記事のページの一番下に移動します。

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すると、「内容について運営スタッフに連絡」というリンクがありますので、こちらをクリックして、お問い合わせフォームに移動してください。ページのリンク先はこちらになります。https://help.naver.jp/help?serviceCode=4&content

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最初にお問い合わせの種類を選択するようになっているので、この枠にマウスのカーソルを合わせて選択をします。

選べる選択肢は、
・操作方法、使い方
・不具合障害
・権利侵害申告
・その他
の4つです。上記の中から「権利侵害申告」を選択してください。こちらを選択すると、権利侵害を申告するフォームに自動で画面が切り替わります。

次に「お名前」と「メールアドレス」を入力します。ここで入力するメールアドレスには、携帯電話のメールアドレスは使えませんので注意をしてください。フリーメールアドレスは、不可とはなっていませんので、Gmailなどを使っても良いと思います。

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権利者確認では、「権利者本人(権利侵害被害の当人)」を選んでください。もうひとつ選択肢がありますが、こちらの「第三者による権利侵害申告」を使用できるのは、基本的に弁護士や著作権管理団体のみとなっています。

“これは自分の権利が侵害された人だけが、法的対応を求めることができる”という大原則がある為です。企業の担当者が自分の勤める企業について申告する場合も「権利者本人」を選択してください。

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権利侵害の種類については、
・肖像権
・著作権
・プライバシー権
・パブリシティ権
・誹謗中傷
・その他 法令または判例で認められた権利
の中から該当するものを選択してください。

権利侵害が行われている弊社サービスURLの欄には、NAVERまとめのURLを貼り付ければ良いのですが、この時にひとつ注意しなければならないことがあります。

それはまとめ全体のURLではなく、個別記事のURLを貼り付ける必要があるという点です。個別記事のURLの確認方法をお知らせします。

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個別記事の上にマウスのポインタを重ねると星印と矢印が右上に表示されますので、この矢印部分をクリックすると画面が切り替わります。移動したページの上部のアドレスバーに表示されているURLをコピーして貼り付けてください。

サイトが複数ある場合には、改行して複数のURLを記入してください。星印をクリックするとお気に入りに登録されるので間違えないように注意してください。

権利侵害の内容を確認できるお客様のサイトURLの欄には、自分の主張や経緯をまとめて書いているようなサイトを作っている場合に、そのサイトのURLを入力してください。特にサイトがない場合には、空欄のままで問題ありません。

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その下のお問い合わせの内容については、具体的な内容を記載する必要があります。“なぜ対応を求めているのか”という理由を、できるだけ具体的に説明をしてください。

ここで書かれている内容が自分に関することであることと自分の権利を侵害するものであることを、背景事情などを含めて詳しく説明してください。誰が見ても削除されて当然だと思えるように、事実を客観的に書くようにしてください。

必要なポイントは、
①自分のことを言われていることを証明すること
②自分の権利が侵害されていることを明確にすること
の2点です。

これはあなたのことを言っているとは思えないなどと思われたら削除対象とはなりません。同様に、あなたのことを指しているのはわかるけど、別に問題とは思えないと判断されても削除はされません。

仲間内だけで通じるような隠語が使われている場合には、特に注意が必要です。状況をまったく知らない人が連絡を受けても、「これは明らかに権利侵害が起きている」とわかるように書いてください。

文章力がなくても大丈夫です。ひとつひとつ丁寧に説明すれば、ちゃんと相手に通じます。また、ここに記入した内容は、そのまま問題の記事を書いた人に送られる場合があります。

あなたの書いた文章を読んだ相手の人が、腹を立てて更にエスカレートすることがないように、相手を刺激するようなことは避けるようにしてください。

基本的に事実のみを羅列するようにして、自分の意見や考えなどは入れない方が良いでしょう。常識が通じない人もいることを考えて、慎重に書くようにしてください。

最後のファイルの添付の部分には、本人確認の資料を付けてください。一般的には免許証の写しが良いと思います。

画像ファイルの形式は、JPEG、GIF、PNG、BMP形式のどれかと指定されているので、このうちのどれかの形式で添付するようにしてください。PDFは入っていないので注意をしてください。

家庭用の複合プリンターで読み込む場合は、JPEG方式で読み込めるものが多くありますので、形式を合わせてスキャンするかあるいは写真に撮っても良いと思います。デジカメで撮った写真は、基本的にJPEG方式で保存されています。

本人確認書類以外にも、説明の根拠となるような資料があればそれも付けてください。添付できるサイズが決まっていますので、ファイルサイズにも注意が必要です。ファイル1つあたり1MBまでとなっています。

最近のデジカメやスマホで画質を上げて写真を撮ると2MBを軽く超えるようなサイズになることもありますので、確認をしてから添付をするようにしてください。ファイルが大き過ぎる場合には、縮小などをしてサイズを1MB以下にしてから添付をしてください。

ここまで入力したら「入力内容の確認」ボタンを押して、送信します。送信ボタンを押すと、すぐに自動返信メールが届きます。

もし、しばらく経ってもメールが来ない場合には、メールアドレスを間違って記入した可能性がありますのでもう一度連絡をするようにしてください。

記載内容に不備がなければ、手続きが始まります。通常、7日~10日くらいで結果がわかります。

3.まとめ

NAVERまとめは、基本的にまとめサイトなので、誹謗中傷の被害は少ないのではないかと思います。どちらかと言うと、著作権の侵害の問題の方が多いという印象があります。

しかし、まとめサイトで、誹謗中傷が問題になっているということは、他のサイトでも話題になっている可能性が非常に高いです。少し検索の手を広げて、他のところでも被害が出ていないかどうかの確認をされた方が良いと思います。

一日で早く、あなたの問題が解決することを祈念しております。

 


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