マーケティングリサーチの種類と市場調査会社の選び方

 

マーケティングリサーチ(市場調査)は商品やサービスの開発や改良などに欠かせない手段です。

適切に消費者の要望などを反映することで、
企業やお店の売り上げには大きな差が出てきます。

ただ商品やサービスを提供するだけでは消費者に訴えることはできません。

どのような対象の人がどういった商品やサービスを求めているのか、
競合しているのはどういう企業のものか、価格帯はどうなのか、
充分な魅力あるものに仕上がっているか、
そういった消費者の情報を的確に集めることが重要になります。

集めた情報をさらに分析し商品やサービス開発に活かしていくことが大切です。

マーケティングリサーチの企画から、
計画、仮設、実施、集計、分析、考察、調整、報告までを
扱う大手企業の一部門や、専門の調査会社も増えています。

 

 

目次

  1.  調査会社の市場規模と現状
  2.  調査メニュー
  3.  広がるインターネットリサーチ
  4. まとめ

 

zikeidancta

1.調査会社の市場規模と現状

 

日本のマーケティングリサーチ業界の市場規模は、
2014年度で1885億円となっていて年々増加しています。そのうち訪問調査や街頭アンケート、電話、
インターネットといった単発の調査は1167億円となっています。

単発調査の中で、インターネット調査はほぼ半分を占めていて、年々増加傾向にあります。

(2015年7月版、JMRA調べ 第40回経営業務実態調査より)

 

インターネット調査は10年ほど前から普及してきましたが、
今後もインターネット環境の整備やスマートフォンの普及、
技術の進化などからもインターネット調査市場は順調に伸びていくことが予想されています。

 

 

2.調査メニュー

 

調査会社の実施している手法はどのようなものがあるのでしょうか。

 

・パネル調査

視聴率調査や政治の世論調査、小売店POSなど。

特定の調査対象から長期間情報を得られるため、
傾向や市場変化について詳しく知ることができます。

期間が長くなるため費用もそれだけかかることになります。

 

・定性調査

複数の人に集まってもらって自由に話してもらう座談会や、
グループインタビュー、マンツーマンのデプスインタビューなど。

顧客の本音が聞けるため消費行動などが把握できます。

性別や年齢、職業、ある商品の購入者などといった条件で対象を選ぶこともできます。

座談会やフォーカスグループでの意見は、
絶対多数ではないため全体を代表するものではありませんが、
結果を素早く得ることができます。

費用もそれほどかかりません。

 

・アンケート調査

同じ質問を多くの人に回答してもらうことによって、
消費者の意見や情報を的確に得ることができます。

最近ではネットやメールを利用したアンケート調査も増えています。

調査会社によって様々な手法でアンケートが実施されますが、
コストも低く結果も早く出る場合が多くなっています。

 

・訪問調査

調査員が直接自宅などを訪問して意見や回答を得る調査です。

対象者が不在の場合もあり一定の結果が出るまでに
ある程度の時間やコストがかかります。

 

・電話調査

直接インタビュアーが電話をして回答を得るほか自動音声での電話調査もあります。

 

・郵送調査

調査票を対象者に送り回答も郵送してもらう調査。

回収率があまり高くない場合も多く
結果が出るまでにも時間がかかります。

 

・ミステリーショッピング(覆面)調査

リサーチであることを伏せて調査員が直接店舗などに行き、
店舗の状況や店員のサービスなどについて調査するものです。

やはり調査員であることを伏せて直接店舗などに電話して、
応対状況を調査するものもあります。

決まった項目でリアルな状況が確認できるため、
現場にフィードバックして今後に役立てることができます。

 

・ホームユーステスト(モニター調査)

商品やサービス、サンプルなどを対象者に実際に使用してもらい、
意見や感想などを回答してもらう調査です。

新商品の評価や競合製品との比較などに有効です。

 

・会場調査

企業の自社会場やモデルルームなど、
対象者をある会場に集めて商品やサービスの評価や意見などを得る調査です。

商品の試用やデザイン、使いやすさなどといった評価を、
同一の環境のもとその場で得ることができます。

 

 

他にも様々なリサーチ手法があり、
複数の手法を組み合わせて違う角度からの分析を行うこともあります。

調査会社に頼まず自社で行うことも可能です。

大手の市場調査会社では100万人単位あるいは
1000万単位のモニターを国内外で用意していたり、
1万円からのアンケート調査があったり様々な調査会社があります。

自社の商品やサービス、求める評価や回答などによって
調査方法を使い分けると効果があるでしょう。

 

 

3.広がるインターネットリサーチ

 

初期のネット調査はアンケート調査など同様の伝統的な手法の調査が多くありました。

現在は多様な方法で消費者の情報を得ることができるようになっています。

ある商品の満足度や評判を知りたい時に、
アンケート調査ではなくツイッターやブログといった
ソーシャルメディアの書き込みからデータを収集することも増えています。

また、オンラインコミュニティを使って情報を収集することもできます。

クラウドに集まるデータの利用や、
ウェブカメラを使ったインタビュー、
位置データや顔認識などによる行動分析など、
今後も新しい技術によるリサーチは大きな可能性を秘めています。

 

 

まとめ

 

新しい製品開発や、すでにある商品のリニューアルをする場合などには、
顧客のニーズや要望をくみ取り活かしていくことがとても大切になります。

さらに適度な価格設定や宣伝方法の決定といった場面でも、
マーケティングリサーチは重要になります。

その後もその商品やサービスの満足度や評価など、
フィードバックする際にもリサーチは役立ちます。

様々な調査会社があり、そうした業者を選ぶ
サポートをしてくれる会社もあります。

調査だけなのか、きちんと分析した報告までを希望するのか、
特定の業界に強い業者、過去の調査実績が多い業者もあります。

市場調査会社を選ぶ時は求めている結果を
確実に出してくれる業者を選ぶことが大切になります。

市場調査会社を比較検討できるサイトもありますので、
最適な業者を選びたい時には利用してみてもいいでしょう。

ITの良いところは無料で詳細なアクセス解析などが
解るツールが利用できますので素早い分析と対策が可能です。

 


 

あわせて読みたい


逆SEO対策をしたサイトの検索順位変動をみてみる | 逆SEO実例1

2ちゃんねるより悪質な「まとめサイト」の被害考察まとめ

自分でできる!Yahoo!知恵袋での2つの風評被害対策

10秒で自分のアドレスを確認する方法と情報流出確認の仕方

ネット中傷の訴訟費用は? 弁護士費用比較まとめ

厳罰化される「お客さま個人情報の取り扱い」について入門編。

2chの誹謗中傷は逮捕できる!法的根拠と相談順を詳しく解説

自分で出来きる6つの誹謗中傷対策(削除申請テンプレリンク有)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*