弁護士に「2ちゃんねる削除依頼」をするのは本当に良いのか?!

「会社や商品の悪評を書き込まれ、風評被害がある。」
「会社のサービスについて事実無根のことを書かれている。」
「自分だけでなく彼女や奥さんなどの大切な人の悪口が書かれている。」

などの悩みを抱えていないでしょうか。

 

「2ちゃんねる削除依頼」を弁護士にお願いすると、成功か失敗かにかかわらず大金がかかることが多いです。弁護士は法律の専門家です。法律の専門家ですが、ITの専門家ではありません。

2ちゃんねるの書き込みには、「法的な問題」と「IT的な問題」という2つの問題を含んでいます。もちろん、裁判まで起こして、「100万円以上という高額な費用」と「1年以上の時間」を使えば、弁護士だけで解決できるかもしれません。

しかし、機会損失というものが存在します。誹謗中傷の晒されている期間が長ければ長いほど、売り上げが落ちたり、悪い噂が広がったりします。早く解決できれば、本来あったはずの利益を上げる機会を失わずに済みます。

掲示板は、ネット環境さえあれば、誰でも自由に利用できるのですが、少しだけ問題があります。風評被害、誹謗中傷、名誉毀損などが数多く存在します。

2ちゃんねるの影響力は大きいです。1度誹謗中傷を書き込まれると、すぐに拡散されてしまいます。そして、その書き込みを消すにはとても手間がかかります。

実際に、僕のお客様で、悪意のある風評を立てられて結婚が破談になった方がいます。彼女のご両親が彼の名で検索したら、2ちゃんねる内で恐ろしい人物だと書き込みされていたようです。

それを発見されて結婚が破談となりました。もちろん事実ではなく、風評被害なのですが、ご両親との関係修復は無理だったようです。

新卒の就職活動でも、企業側が面接前に、GoogleやFacebookなどのSNSを使って、面接に来る人がどんな人物なのかを調べることがあるそうです。

それだけ2ちゃんねるなどの匿名掲示板は、私たちに影響を与えています。

もしも、あなたが2ちゃんねる内にて自社や自身の風評を発見してしまったら、早めに削除するか、すぐに人目につかなくすることを強くお勧めします。

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1. 2ちゃんねるにおける風評の現状

「2ちゃんねる」とは匿名で投稿できる巨大な掲示板です。以前はあまり有名ではなく、「ときどき殺人予告などで使われる掲示板」くらいの認識でした。

しかし、パソコン、スマホ、タブレットの普及により、インターネットに詳しくない人でも知るような巨大な掲示板になりました。最近では2ちゃんねるまとめサイトも有名で、検索すれば数えきれないほどのまとめサイトがあります。

2ちゃんねる掲示板は、匿名だからこそ本音で話せるといういい側面と、匿名だからこそ好き勝手にやれるという悪い側面が混在しています。

現在、2ちゃんねるは分裂しており、2つの運営母体に分かれています。(詳しくはこちらhttps://ja.wikipedia.org/wiki/2ちゃんねる

もともと一つだったのですが内紛が起きて2014年4月11日に下記の2つになりました。

2ch.net
運営:フィリピン法人RaceQeen,inc

2ch.sc
運営:シンガポール法人PacketMonster inc.pte.ltd

ただ分裂しただけならよかったのですが、分裂したことによって、風評削除には大変な問題が起きます。後発である2ch.scは2ch.netから内容をコピーしているために、同じ記事が両方のサイトにある可能性が高いです。

この時点で削除申請は2カ所になる可能性がかなり高いです。つまり、費用も手間も倍になる可能性があります。

これを毎回、1つ1つ弁護士にお願いしていたら、大企業ならともかく、中小企業や、個人では資金が足りなくなります

さらに、2ちゃんねるを自動的にコピーしているコピーサイトやミラーサイト、2ちゃんねるから記事を抜粋して作られる、まとめサイトにも掲載されているかもしれません。

ネットでは拡散すると止められなくなるので、大変なことだと理解できたでしょうか。自社や自身の風評や誹謗中傷を発見したら、拡散される前に削除申請をしてしまうのが良いでしょう。

では、各サイトの削除申請の方法を簡単にまとめます。

各サイトにルールがありますので、必ずルールをよく読んで行ってください。費用をかけずにご自身で削除申請を行うことができます。

2. 2ch.netの削除体制

2ch.netの削除体制を簡単にまとめます。
詳しくはこちら
http://qb5.2ch.net/saku/

基本原則として
  • 表現の自由は、最大限保証されるべきものである。
  • ただし、表現の自由も絶対無制限のものではなく、他人の権利を侵害するものについては削除を行う。削除理由については具体的には明示しないこともあります。
  • ただし、異議を申し立てる機会を与え、審議の結果、削除された記事が再掲載される可能性はある。

このようにあります。

表現は自由だけど、他の人に迷惑をかけたり、損害を与えてはいけないということです。

そんな時は、連絡をしてもらえれば削除します。ただ、「なんで消すんだよ。」って人がいる場合、客観的に判断して、記事削除を取り消す場合もあります。ということです。

これは、双方にとって非常に平等です。削除フローも解りやすく明確です。

このアドレスに、下記要件を埋めてメールすると審査してもらえます。
meiyokison@racequeen.ph

件名 削除申し立て
内容 URL
レス番号
削除理由
理由を根拠付ける資料があれば添付
本人確認のための資料

削除フローの中に、「2ちゃんねるが認めた弁護士からの請求」という非常に興味深い項目があります。

2ちゃんねるが、過去に受けた請求から、表現の自由を配慮したリーガルマインドを持った弁護士と、認めた者からの請求については、正当な理由があるものについて、原則として対応するものとする。

このようにあります。

これは、「2ちゃんねるが認めた弁護士からの、正当な理由がある申し立てについては、原則として対応します。」という内容です。

弁護士であれば誰でも削除請求したら消せるわけではなく、しっかりと表現の自由とITに対して見識のある方でないといけません。

「削除申請」をするだけでお金がもらえるので、過払い請求バブルが終わった今、「風評被害、誹謗中傷削除」に弁護士が乗り出して来ました。

弁護士の中には集客がうまく行かずに仕事がない人も多いも事実です。弁護士も食べていかなければいけないので、なるべく需要がありそうな仕事をします。

しかし、ITの素人である弁護士も多いので、削除失敗したのに費用がかかる場合があります。良く考えて、ITに強い弁護士を探す必要があります。

削除申請はご自身でもできますので安く済ませるためにもまずはご自身でチャレンジしてみてください。

しかし、相手が要求する形式でないと、いつまでたっても受理されないので気を付けてください。

削除申請をすると、「この人、削除申請してきたよ」と公開されます。

こちらが削除申請一覧
http://qb5.2ch.net/saku/subback.html

削除されるかどうかは、運営側に委ねることになりますので待つしかありません。削除申請中に炎上したというケースも少なからずあります。「こいつ削除申請してやがるぜ。」

と、さらにスレッド乱立なんてことになったら、恐ろしいですので、根拠をしっかりと示して削除申請をするようにしてください。削除申請しても消してくれない場合は、裁判所の力を借りることになります。弁護士と共に裁判所に行って、「これは消すべし」という決定をいただくのです。

しかし、ここから莫大な時間がかかります。

運営会社を見てもらうと解るのですが、フィリピン法人とのやりとりですので、英訳しなくてはいけません。スレッドを消すために、投稿者のIPアドレスまで特定までするとなると、申請から削除までにゆうに1年はかかります。

申請するまでに弁護士がいろいろ準備してくれますが、ここ期間が最低1ヶ月はかかります。とても大変です…少なくとも1年以上も誹謗中傷され続けるということです。

3. 2ch.scの削除体制

2ch.scは.netと違い、
メール申請ではなくて削除専用のフォームにて行います。

削除ガイドラインも詳細で解りやすく、
誹謗中傷を受けた個人側に立ったものになっています。

削除ガイドライン
http://info.2ch.sc/guide/adv.html#saku_guide
削除依頼は下記のフォームから行えます。

重要削除依頼フォーム
http://macaron.2ch.sc/saku2/index2.html
こちらの2ちゃんねるも削除申請が
公開されるようになっています。

「気分が悪いから消して。」「頭にきたから消して。」
「迷惑だから消して。」では、削除してくれません。

しっかりとした根拠を示すようにしてください。

こちらもご自身での削除に応じてもらえない場合は、
裁判所の力を借りることになります。

裁判所に、「これは消すべし」
と判断してもらったら、シンガポール法人相手に進めます。

フィリピン法人と違ってこちらは早いです。

英訳も送達もいりませんので、
裁判所の決定から10日ほどで削除ができることになります。

少し安心できますね。

しかし、
大抵は.netと.scの両方に書き込みがあるので、
手間も予算も2倍必要になります。

4. 弁護士に頼む費用はどれくらい?

誹謗中傷され風評被害を受け、信用はガタ落ち…踏んだり蹴ったりです。さらに弁護士費用も高額で、削除が成功するかも解らない不安があります。

弁護士に削除依頼をすると、着手金として30万円~が相場です。着手金が10万円~というところは数件しかありません。着手金と言うのがミソで、成功報酬を求められる場合もあります。

さらに供託金30万~と手数料などは別にかかります。概算で計算すると、弁護士依頼時にかかる費用はこのようになります。

着手金 30万円
供託金 30万円
手数料 8万円

成功時にはさらに、成功報酬20万円程度かかります。

供託金は戻ってきますので、差し引きで、1スレッド消すのに1年以上待たされて、58万円程度かかるというイメージです。もちろん.netと.scにスレッドがあれば2倍かかるということです。

個人には高額な費用負担となり、法人であれば、風評記事がなくなることによる売上回復の利益がありますので、削除依頼を行っても良いのではないでしょうか。

5. 最善、最短、最安の対策方法とは

ここでは、逆の立場になって考えてみましょう。

誹謗中傷や風評を書き込んでいる、あなたに恨みがある人の立場です。今までの経験から、風評を広める人のほとんどが元社員などに多い気がします。大体が逆恨みで、事実を織り交ぜながら、事実無根の書き込みをしています。

全く関係のない人が、面白半分で風評を広めているのは今のところないです。

あなたを逆恨みしている人の気持ちになってみると…
「あれ?風評書き込んでいたスレッドがないぞ」
「消したんだな?ふざけやがって」
「まあいいや、もう一つ作ってやれ」となります。

あなたにも理解できますよね?

お金と時間が続く限り削除し続けるか、諦めて放置するかを選ばないといけません。削除に60万円近くかかったのに消した途端にまたスレッドが立ち上がる…かなり頭にくるはずですし、無駄なイタチごっこです。

しかも、相手には金銭的な痛みはありません。

では、何が最善なのか。

一般人の目には触れないようにスレッドを検索結果から消すことが、最善の策といえるでしょう。方法としては、検索結果から、誹謗中傷や風評のあるページを消してしまえば良いのです。

これで安心です。

当社では、IT的な側面から、スレッドを検索結果の圏外に飛ばす方法と、法的な側面から相手のコメントやスレッドを消す方法を用いて問題を解決します。最速最短で問題を解決するので、あなたの機会損失をなくし、本来得るはずの利益を逃さずに済みます。

また、誹謗中傷を人目につかないように検索圏外に飛ばすことができるので、悪評が広がる心配もありません。

もし悩んでいることがあるなら、ぜひ相談してください。

 


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