「うっかり」では済まされない!事例から学ぶSNS情報漏洩への対策

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Twitter、Facebook、LINE、Instagramなど、
今や日本人の65%以上が使用していると
言われているSNS=ソーシャルネットワーキングサービス。

 

誰でも無料で使えて、世界中に発信することができるため、
特に個人の起業家にとっては欠かせない
コミュニケーションツールであると言っても過言ではありません。

SNSがあるからこそ、時間や場所に縛られない
理想的な起業生活を送る起業家が多く出現しているとも言えるでしょう。

 

便利に楽しく使えるSNSですが、
たった数年で急激に利用者数が増加していることもあり、
トラブルも発生しています。

 

その1つが「情報漏洩」です。

 

「情報漏洩」と言うと、
ハッカーによるサイバー攻撃といった特殊技術を使ったもの、
または顧客情報の転売といった内部不正を想像しがち。

確かにそのような悪質な犯罪もあります。

 

しかし、SNSにおいては新しいタイプの情報漏洩が増えています。

特殊技術がなくても無意識に
個人情報や機密情報を流出させてしまうというケースです。

これが、SNSの怖いところ。

悪意はなくても不注意や過失によって、
だれでも情報漏洩をしてしまう可能性があるのです。

 

では、意図せずに起こってしまっている
流出とはどんなケースがあるのでしょうか。

事例と共に自分が情報漏洩を起こしてしまわない為の
防止策を考えていきましょう。

 

 

目次

  1.  何気ない行動が引き起こしてしまった情報漏洩の事例
  2.  情報漏洩を起こしやすい3つの落とし穴
  3.  「しない・させない」情報漏洩防止策
  4.  まとめ

 

zikeidancta

1.何気ない行動が引き起こしてしまった情報漏洩の事例

 

悪気もなく日常を過ごしている中で、
起こってしまった2つの事例をご紹介します。

 

事例1

某市役所の資産税課に勤める19歳の職員が、固定資産税の事務処理をしている際、自身の卓上にある食べ物や飲み物をスマートフォンで撮影し、Twitterに投稿。何気ない日常の一コマを投稿したその画像には、卓上にあった償却資産申告書が入っており、社名や資産取得価格が判別できる形で写りこんでしまっていた。

漏えいを指摘する匿名のメールが市役所に届いたことで発覚し、同市役所は職員に削除を要請の上、謝罪した。たちまちネット上で炎上し、市に対する批判が爆発的に増え、メディアでも多数報道された。投稿した職員は「情報漏えいのリスクを認識していなかった」などと話している。

(ITmediaビジネスより)

 

 

 

恐らく本人は、日常の1コマを日記感覚でアップしただけの投稿。

悪意はなかったのでしょうが、
情報管理に対する意識の低さが招いた事例です。

写真を載せるときは、
そこに何が写っているのか、
不特定多数の目に触れても大丈夫なものなのか、
すみずみまで注意して見てみる必要があることを認識させられます。

 

事例2

大手菓子メーカーの人気商品について、未発表の新作パッケージ写真とCMに起用予定というアイドルの名前がTwitterに書き込まれて話題になりました。

書き込んだのは「父が会社でお菓子の担当してる」という女子高生で、菓子メーカーの取引先に勤める父親が試作品を持ち帰り家族に話したところ、娘が悪気なくTwitterに流出した模様です。

(Infosecより)

 

 

この事例では、自分自身が投稿した訳ではないのに、
結果的として情報が流出、拡散してしまい、
企業のマーケティング戦略に損害を与えてしまっています。

家族であっても会社の機密事項を伝えること自体問題ではありますが、
自分の周りの人に対してSNSの使い方を
教育することの必要性を考えさせられます。

 

 

2.情報漏洩を起こしやすい3つの落とし穴

 

悪意を持って自ら情報を流出させるのは論外ですが、
SNSを使っていると「うっかり」の不注意や過失で、
意図しない情報漏洩を起こしてしまう危険性が誰にでもあります。

 

普段投稿する際に
「自分は充分気を付けて文章を書いている」と思っていても、
意外と多くの人が気付いていない落とし穴も存在しています。

 

ここでは発信者として知っておくべき、
SNS投稿に潜む情報漏洩の危険ポイントを紹介します。

 

危険1 写真の写り込み

先ほどの「事例1」のように、
本来写したかったものと一緒に、
人に見られてはいけないものが写り込んでしまうパターン。

たとえ本人に悪意がなかったとしても、
会社やクライアントなどの機密情報を漏洩してしまったら、
「わざとじゃないんです、すみません」では済まされません。

物だけでなく人の写り込みにも注意が必要です。

通りすがりの他人でも写り込んでいる写真を
あなたが投稿することによって、
居場所がさらされてしまい迷惑がかかるということもありえます。

 

危険2 位置情報

SNSには自分の居場所に関する位置情報が、
投稿と一緒に公開されるという機能を持ったものがあります。

この設定をONにしたまま投稿すると、
自分が今どこに居るのかを閲覧可能な人
全員に知らせてしまっていることになります。

内容によっては職場や自宅の住所を
公開してしまうことにもなってしまうのです。

また、最近のスマートフォンやデジタルカメラにはGPS機能が搭載されていて、
画像ファイルには、撮影した場所が記録されています。

たとえ文字で居場所を書いていなかったり、
ぱっと見て場所を特定できるような写真を投稿していなかったりしたとしても、
どこで撮影した写真なのかは、見た人にわかってしまいます。

つまり、今撮った写真をすぐに投稿することで、
自分の現在地を不特定多数の人に知らせてしまうことになるのです。

 

危険3 タグ付け

投稿の文章内や写真に「タグ」として、
人や場所を登録・特定する機能がSNSにはあります。

自分自身は気を付けていても、
友人や知人に「タグ付け」されることによって、
あなたがいつどこに行ったというような個人情報が、
ネット上に流出する危険性があるということです。

あなたが誰かをタグ付けするときも、
その人の情報を公開しているということを忘れてはいけません。

 

 

3.「しない・させない」情報漏洩防止策

 

誰でも、不注意や過失によって起こしてしまう可能性のある、SNSでの情報漏洩。

勤め先やクライアント、そしてあなた自身の
大切な情報を流出させないために、
以下のことに取り組んでみて下さい。

 

  • 設定を整える

プロフィールの記載内容や位置情報、
タグ付けなどに関してはひとつひとつ設定をすることで、
無防備な状態を脱することができます。

面倒だと放置するのではなく、
きちんと設定を整えて自分の身は自分で守りましょう。

 

  • 意識レベルを上げる

発信するときは、その投稿を全世界が見ているという意識を持つことが必要です。

SNSでは繋がっている人たちとコミュニケーションをとることができるので、
ついつい内輪の中で話しているという感覚になりやすいのですが、
たいていの人は、投稿を全世界の人が見られるように設定しています。

SNS上にアップした内容は決して
「ここだけの話」ではなく世界中の人に
見られていることを忘れないようにしましょう。

  • 企業、組織の場合は教育を行う

ひとりひとりが自己の責任において情報リテラシーを身に付けるのは当然のことです。

ただ、若い世代の人は日常の出来事を日記感覚で
SNSに投稿することをあまりに気軽にあまりに普通に行っていて、
そこに潜む危険性に気付いていないことも多いです。

たとえ一従業員の行為であっても、
大切な情報が漏洩してしまっては、
企業の信用を損ね大きな損失を招くことになります。

もはや、SNS利用に関する教育は、
リスクヘッジとして組織には必要不可欠なものとなっているかもしれません。

 

 

 

4.まとめ

 

SNSは人との出会いやコミュニケーションの
可能性をひろげてくれる素敵なツールです。

起業してビジネスをしたい人にとって
役立つものであることも間違いありません。

使わない手はないでしょう。

 

ただ、SNSには危険が潜んでいることも、
理解しておかなければいけません。

一度ネット上に流出し、拡散してしまった情報を
完全に削除するのはほぼ不可能です。

 

情報の漏洩はビジネスマンとしての信用を失墜させるだけでなく、
場合によってはあなた自身の身を危険にさらしてしまうということを忘れてはいけません。

 

便利であるからこそ危機管理を行って、
正しく効果的に使いたいものですね。

 


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