誹謗中傷で事件になったネット界の有名な5つのはなし

日常生活を過ごしていても、友達・仲間同士や悪口や根拠もない悪い噂や疑いをかけるような情報というのは、なぜか流れてしまうものです。

特に現代ではインターネット環境の発展により顔が見えないからといって相手側に対して軽い気持ちで誹謗中傷をしてしまうことがあります。

実は、それが大きな事件や問題になったりしているので、今回そんな事件やトラブルになった例をお伝えしていきます。

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1.スマイリーキクチ中傷被害事件

この事件は一時テレビなどでも話題にもなりました。誹謗中傷をされたスマイリーキクチさんも、この件について本を出すなど大きな問題になった事件です。

この事件というのは、1988年に起きた悲惨な殺人事件が発端です。

埼玉県にて、アルバイトが終わり帰宅中であった女子高生が、複数の少年たちにホテルに連れ込まれ暴行され、そしてさらに犯人の自宅に監禁され暴行を受ける。

その暴行により被害を受けた女子高生は死亡してしまいそのまま犯人の少年たちはコンクリート詰めにして遺体を放棄したという悲惨な事件が起きました。

その事件の犯人の一人としてなぜかスマイリーキクチさんが犯人なのではないかということがネット上で騒がれるようになりました。

その事件から数十年たった、ある日から、スマイリーキクチさんの所属する事務所の掲示板に「殺してやる」「死ね」「人殺し」といった誹謗中傷が書きこまれるようになったようです。

理由としては、

・女子高生が殺害された殺人事件で、スマイリーキクチさんが足立区出身で、犯人達と同世代だった。

・元刑事という肩書きの人が執筆した本の中で、犯人の一人は少年院を出てお笑いコンビを組んでいるという本が出版されていた。

ということで、ネット上で中心に誹謗中傷をしていた人物が、これだけをもとに勝手に殺人犯人としてまつりあげるようにして、スマイリーキクチさんはネット上で犯人にしたてあげられてしまったのです。

また、伝言ゲームのようにネット上で人を介して伝わっていったためどんどん広がれば広がるほど全く関係のないことなどもついて回るようになってしまいました。

結果的に書き込みをした17~45歳の男女19人について、名誉棄損容疑で刑事責任を追及することに決まり事件になりました。結果的には、この逮捕された19人は不起訴処分として扱われることになりました。

この19人の人たちの言い分としては、ネットに騙された、本に騙された、プライベートで辛いことがありストレスがたまっていた、などということで書き込みをしていたり、何度も書き込みをしている人がいる中で、「一度しか書き込みをしていない自分が捕まるのがおかしい」などという主張をしている方もいたようです。

2.2ちゃんねる、管理人(西村博之氏)に対する訴訟

2ちゃんねるといえば、匿名で書き込める掲示板として有名ですが匿名で書き込めるだけに誹謗中傷が集まってしまう場所でもあります。

その2ちゃんねるの管理人でもある西村博之さんは、なんども誹謗中傷における名誉毀損として訴えられています。

・女性誹謗中傷事件…女性が2ちゃんねるにおいて自身の外見に関することや異性関係について自身の名誉傷つけられるようなを書き込まれたとして、西村氏に対して訴訟をおこし、100万円の損害賠償と、名誉毀損発言の削除を命じた事件。

・メルマガ名誉毀損事件…こちらは、西村氏が2ちゃんねるのメールマガジンにて大手企業の名誉を傷つけるような発言があったと、西村氏に対し、 1億円の損害賠償を求めた訴訟で、裁判長は実際に西村氏に対し、700万円の支払いを命じた。

・逆転反訴事件・・・2ちゃんねるにおける書き込みで名誉を傷つけられたとして、会社社長が西村氏に損害賠償などを求めた訴訟ですが、これに対して西村氏は、会社社長のブログ上に記載された西村氏の外見的なことに関する書き込みによって名誉を傷付けられたとして逆に訴えをおこし、慰謝料を受けているという珍しい事件もある。

3.参院選候補者を誹謗中傷した大学生

参院選に立候補し落選した藤井厳喜氏に対し、2ちゃんねるで誹謗中傷する書き込みをしたとして、大学生が名誉毀損の容疑で逮捕されたという事件です。

大学生は掲示板のいくつかのスレッドに藤井氏にたいして「死ね」などの書き込みをしていたのです。

実際に書き込まれた内容も子供がケンカで悪口を言い合うようなレベルの言葉ですが、近年ではそういったものも殺人予告や脅迫罪に値するという判断を受けます。

結果的に、判決は有罪になり執行猶予刑になりました。

4.麻木久仁子さんの名誉毀損事件

タレントの麻木久仁子さんの名前がついている2ちゃんねるのスレッドに、麻木久仁子さんではなくその娘さんを中傷するような書き込みがあったということで事件になりました。

ただ、その当時は麻木久仁子さん自身も、スキャンダルの渦中にあったため掲示板もたくさん建てられていました。

結果的には麻木久仁子さんが勝訴し、2ちゃんねる側に発信者情報の開示が認められました。

実際の書き込みには麻木久仁子さんの娘さんの実名などの記載はなかったもののその人を特定する情報が存在すれば名誉毀損は成立する、ということを司法が判断したことは、悪質な書き込みを防止する材料になるのではと話題になった事件でした。

5.エドはるみ氏が誹謗中傷に対し法的措置

お笑い芸人のエドはるみさんがネット上の自身に対する誹謗中傷に関して法的措置をとったというトラブルがある。

内容としては、エドはるみ氏の芸人としての仕事が減った理由が、まわりの芸人仲間に対し失礼な態度をとっていたからだということを、執拗な誹謗中傷の書き込みがあったということが発端です。

6.全日空機長、日本航空FBに誹謗中傷

全日空機長がFacebookに全日空を誹謗中傷する書き込みをしていたという問題も起きました。

日本航空が経営破綻したことに関する中傷する内容で、全日空は「個人的な書き込みだが、不快感を与える内容で問題だ」などとして、詳しく調査すると発表しています。

書き込みをした機長は会社のホームページに「倒産して税金でやっている会社」「調子のってんじゃねえよ」などと書き込んだようです。

これは顧客からの指摘で発覚し問題になったといいます。事件にはなっていないとはいえ、人の命を預かっているパイロットらしからぬモラルに反する行動で問題となりました。

7.まとめ

やはり、メディアなどに元々露出のあるような芸能人や有名人の方であればあるほど目立つ存在なので誹謗中傷の的になりやすいようです。

また、2ちゃんねるのように書き込んだりするようなプラットフォームを管理している側にも責任問題となってきます。

誹謗中傷の事件はネット上で書き込まれることが多いため、まずはネットで書き込んでいる人を特定しなければなりません。

そのネットでの書き込みをしている人の情報を開示するために弁護士へ依頼しなければならないため、その際にかかった弁護士費用もかかります。

そのため損害賠償請求の金額も高額になる傾向にあるようです。

しかし、書き込みをする人間には学生や無職のニートのような方も多く実際に損害賠償請求が認められても支払いが困難なため実際に支払いが未払いとなるケースも多いようです。


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